少々脱線

随分色々なところで色々なことが書かれたので、「差別とは」といった一般論を少し離れて、今回の件に関してのみ書きます。そのため学級会的な内容です。


そもそも発端は

  1. yukiさんの日記
  2. arisiaさんの、「空いた時間をそれ程好きでもない相手とデート代を払ってもらってする面倒なセックスが売春のようだと元風俗嬢が言うのは興味深い。」というコメント
  3. yukiさんが「おれに言わせれば売春婦じゃない女なんてこの世にいるの?って感じだし。おまえも所詮メスブタ。」とコメント

というあたりから始まったと思います。(それ以前のことを見落としていたらご指摘下さい)

「2がすでに差別的発言であり侮蔑である」か否かを考え、もしこれが侮蔑でないならば、侮蔑的発言をしたのはyukiさんの「おまえも所詮メスブタ」ということになります。(他人をメスブタ呼ばわりすることは侮蔑であるということを前提としますが、それで問題ないでしょう。)


いずれにしろ、この後はお互いにヒートアップしてしまった。「バーカ」「バカはあんた」という言葉が文の先末につけられてしまうようなやりとりになり、その中で差別云々という話が表面化します。


http://yuki19762.seesaa.net/article/36324278.htmlによると僕も狂っているのかもしれませんが、

僕は、「差別ではないということ」と「侮蔑であること」は矛盾しないと思うので、侮蔑は侮蔑として許されないが、差別であるか否かを考えています。
そして昨日の日記にも書きましたが、売春婦ではない、いわゆるヤリマンという人に対して「やーいヤリマン」とか、「ヤリマンに言われたくない」と言うことと、売春婦に対して「やーい売春婦」とか、「売春婦に言われたくない」などと言うことの差違のほどを考え、少なくとも職業差別ではないと結論づけています。


職業か否かを問題としないならば、売春婦をヤリマンと同じ扱いにすることは差別にはなりません。ヤリマンを侮蔑することは差別なのかということも同時に考える価値があると思います。先ほども書きましたが、侮蔑は侮蔑として許されないことですから、許されるか否かの問題ではなく、差別か否かを考えているのです。